漆喰とモールテックス、どちらを選ぶ?空間に合わせた塗り壁の選び方

青森県平川市の大澤左官店では、漆喰やモールテックスをはじめとした塗り壁の施工を行っています。
「塗り壁にしてみたいけれど、種類が多くて何を選べばいいかわからない」新築やリフォームのご相談で、そんなお声をいただくことがあります。
なかでもよくご質問いただくのが、漆喰とモールテックスの違いです。
どちらも職人が手で塗って仕上げる素材で、クロスや既製品では出せない質感が楽しめる点は共通していますが、雰囲気や向いている場所は大きく異なります。
漆喰は、古くから日本の住まいで親しまれてきた自然素材の塗り壁です。
魅力は、やわらかな質感と奥行きのある表情にあります。光の当たり方によって表情を変え、しっとりと落ち着いた風合いが空間に広がります。
室内の湿気を吸ったり放したりして空気環境を整える性質があり、生活のにおいをやわらげる働きも期待できます。冬の結露が気になりやすい青森の住まいにとって、こうした特長は日々の心地よさに静かに役立ってくれます。
年月とともに味わいを増していくのも漆喰ならではで、家族が長い時間を過ごすリビングや寝室、和室など、落ち着いてくつろぎたい場所に向いています。
一方のモールテックスは、ベルギー生まれの左官材料です。コンクリートのような無機質でマットな質感が特長で、ムラ感のある表情がモダンな空間をつくります。
厚みはわずか2〜3mmほどと薄く塗れるのに強く、耐久性や耐摩耗性に優れています。
防水性があるため、洗面台やキッチン、トイレといった水まわりにも使えるのが大きな強みです。
タイルのような目地がないためお手入れがしやすく、見た目もすっきりします。カウンターや洗面まわりなど、シャープで洗練された雰囲気にしたい場所にぴったりです。
選ぶときの目安は、まず「どんな雰囲気で過ごしたいか」です。やさしく落ち着いた空間なら漆喰、都会的でモダンな空間ならモールテックス。次に「どこに使うか」です。
水がかかる場所や、物が当たりやすい場所にはモールテックスが安心です。
リビングは漆喰、キッチンや洗面はモールテックスというように、同じ住まいの中で場所ごとに使い分けるという考え方もあります。
どちらの素材も、同じ材料を使っても職人の塗り方ひとつで仕上がりが変わり、その空間だけの表情が生まれます。サンプルや施工例をご覧いただきながら、暮らし方に合った素材を一緒に選んでいければと考えています。
「塗り壁に興味はあるけれど、どれが自分の家に合うかわからない」「水まわりも塗り壁にできるの?」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
大澤左官店は、青森の地で長年にわたり左官の技術を磨いてまいりました。
地域の気候や住まい方を熟知しているからこそ、ご家族の暮らしに本当に合った素材選びや仕上げをご提案できます。
施工前のご相談や現地調査、お見積もりは無料です。お気軽にお問い合わせください。